茨城県・３０代男性／千葉県・６０代男性

先日、長いこと片付けをしていなかった、蔵の片付けをしているとなんと刀が出てきました。
私の父のものなのか祖父のものなのかはわかりませんでしたが、とにかく歴史のありそうなものでどうしようか悩んでしまいました。
蔵の中にあったほかの物というのは、どれも大したことのないものばかりだったので、この刀もその中のひとつかとは思いましたが、古いものにもかかわらず錆びも無く状態のいいものだったので、もしかしたらこれは掘り出し物かもしれないと思いました。

誰のものかはわかりませんでしたが、私の歳になって肩身を大事にするということも今更の話だったので、良い値段がつくならと刀を買取に出してみることにしました。
ネットで見つけた全国刀剣買取センターに送ってみると、すぐに連絡があり査定額を聞いて見ると、思っていたよりも高めの金額でした。
値段の理由をしっかりと説明してくれて、特にその刀の歴史などがわかり、金額にも納得し、状態のよさをしっかりと評価してくれたようだったので、その点には満足することができました。
どの道、蔵で眠っていて使い道の無いものを現金にすることができただけでも良かったです。

健康診断に引っかかり、それから身辺の整理を始めることにしました。
年齢的にまだまだすぐに死ぬような歳でもないため、おそらく先生は脅しのつもりで言ったのでしょうが、それを機に死後のことについて考えるようになったのです。
特に私の場合、ガラクタを集めるのが趣味だったので、今から終活をしなければ遅いかなと考え始めたのです。
さしあたって死後一番家族が処分に困りそうな、刀を処分するところから始めることにしました。
他のガラクタはいくらでも処分してもらうことができるでしょうが、刀だけは簡単に廃棄できるものでもありませんから、処分に困ってしまうだろうと考えたためです。
しかし、刀は高価なものでもあるため処分をするとなると惜しく、できるだけ良い値段で買取をしてくれる場所を探すことにしました。
そのような時に刀を宅配買取してくれる全国刀剣買取センターを見つけ、そこで査定をしてもらうことにしたのです。
価値に関しては詳しくないため、インターネットでいろいろと調べてから査定を受けてみたのですが、査定額が調べた額とほとんど差が無かった為に、これなら満足と思いそのまま刀を手放すことにしたのでした。